毎年お正月にもらえるおじいちゃんおばあちゃんからのお年玉が1番の楽しみだった。
今年、お年玉を渡された時こんなことを言われた。
元より学生が終わったらお年玉がもらえないというルールだったから別に問題はない。
想定していたことだし、なんなら今年で最後だね〜なんて軽口を叩こうとも思ってた。
思ってたんだけどさ、
なんか、おばあちゃんが笑い混じりでいったその一言がさ、胸にズシンと響いたんだよ。
知らないうちにおじいちゃんとおばあちゃんの重荷になってたのかな。
毎年たくさん入っててとっても嬉しかったんだけど、本当は無理してたのかな。
考えれば考えるほど胸が苦しくて、大好きなおばあちゃんの煮物もなんだか物悲しい味になった。
1/2にもらったお年玉は、まだ封を開けることができていない。
一体いくら入っているのか、一体いくら2人の想いが入っているんだろう。
一体、いつになったら開けられるんだろう。
年金生活なんだから景気関係ないだろ