2017-07-05

アニメは怖くなくなった

俺が子供の頃のアニメもっと怖いものがたくさんあった

絵も動きも不気味だったし、音楽も不穏だった

画面に映らないところに恐ろしい世界が広がっていて、それがいつ画面に現れるかわからないような緊張感があった

子供のころみていたアニメの多くは、その緊張感に慄きながらも目を離すことができずにみるものだった

15年くらい前からアニメにああいう不気味さがなくなった

ポップで楽しくてハッピーものが増えたということかもしれないが、どうもそういうことではない気がする

重さやハードさを備えたアニメにはシリアスという呼び名がついたが、今のシリアスアニメでもああいった不気味さを備えているものはない

俺が子供の頃にみていたポップで楽しいアニメも、今放送されているポップで楽しいアニメとは異なってやはり不気味さを備えているように感じられる

子どもの俺にとってアニメは怖くて不気味で、そこが心を捉えるものだった

の子供にとっても今のアニメはそういうものであるだろうか?

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