■知識で壁を作って孤独になりたい。
社会と私の間に知識という壁を作りたい。
この壁がないと私の至らなさが見透かされそうで不安で仕方がない。
そして私はこの壁を社会との距離を保つため以外にも使いたい。
この壁に登って縁を歩くことによって、社会であることとと私であることの中間の存在になりたい。
綱渡りのように歩く痛々しい私を危うい目で見る社会たちを、壁の上から見下すように嘲笑い、愉悦を感じたい。
そして、私に興味を持つ人には一緒に縁を歩いてもらいたい。
できれば私よりも拙く歩いてもらいたい。
私より巧く歩ける人は私の至らなさに気付けるからだ。
私は哀れなピエロだ。
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