悲しくなると言っても、自分には振り向かないんだろうな~とか、男といちゃついてんだろうな~とか、そういうことではない。別にそんなことは思わない。
感じるのは、「ああ、この子はこれまでも、そしてこれから先も、男という存在に失望し続けるんだろうな」という静かな悲しみである。
痴漢もいる。ストーカーもいる。暴力的なやつもいる。そういう男の腐ったやつに遭遇し、迷惑をかけられることが、この子の人生には頻繁に起きるんだろうな、と思うと、悲しいというか、あはれというか。
でもそれは、他人にはどうすることもできないことだ。仕方ないことで、だからこそ悲しいのかもしれない。
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