以前付き合っていた人をネット上で見つけた。
勤めている企業の採用ページに載っていたのだ。
10年ぶりに見たその姿はあのときと変わらず。
ひとつ変わっていたのは、名字だけ。
ただ、その名字が僕の名字になっていたかもしれない、
という可能性を想像してしまったとき、
なんとも言えない感情が僕の中に生まれてしまったのもまた事実だ。
この先も彼女の人生と僕の人生が交わることはないだろう。
一度交わったその瞬間を大切に守り続けること、
その難しい仕事をやり遂げられるときは来るのだろうか。
Permalink | 記事への反応(0) | 00:50
ツイートシェア