昔、知り合いに、語尾に「ニャン」をつける友人がいた。本当だ、信じてくれ。
まぁ、ネット上でのことだけど。これなら信じてくれるだろうか?
おつかれさまだにゃん。ありがとうにゃん。にゃん!にゃん!
もちろん彼は男性だ。
だから、僕は考えるしかなかったのだ。この人物は、最後に「にゃん」をつけることによって、
「何を得たかったのだろうか?」と。それを考えずにはいられなかったんだ。
ただ、猫が好きで、猫になりたかったのかもしれない。あるいは、現実での自分の姿がいやで、こうすることでの変身願望があったのかもしれない。
どちらにせよ、自分ではないものになろうとするこの人物。いや、こういったタイプの人間たちは、、、
きっと、悲しくて、切なくて、でも、とても……不器用で、
そんな気が、したニャン♪
なりきりチャットとかいうのがあるように、みんな何かになりたがっているのかも、しれない。僕は、なれるのなら、
昔、憧れていた、「風」にでもなりたい。
風になれば、なれたで、語尾に「ぴゅぴゅーん」とかつけないといけないのかな。。。
だとしたら、僕は、僕だ!僕は、僕でいるべきだ!!