「全く、あの犬はふざけているよ 配られたカードで戦うしかないって」
「私に配られたカードじゃ 何も戦えないよ。。。」
「君はまだ良いほうだよ 顔はとても悪いし、僕も見れないけどキチンと喋れるのはとても良いことだよ。。。」
僕はこの顔が良くない子に冷凍のオマール海老のビスクを飲ませている。
「僕は見ているんだ 美しいとは正反対のものを 毎日 来る日も来る日も」
「私と同じじゃないの」
「いや、もっと酷い 君みたいに羽なんかない そしてスカートなんか履いちゃいけない姿だ そして姿のせいで孤独だ」
「可哀想。。。」
「配られたカードで戦うって何と戦えばいいんだろうね。。。」
「私達の敵って。。。。みんなじゃない。。。」
「お金があっても」
「奪えないよ。。。」
男にとっては金と女じゃないかな ヒゲとボイン