しかしあそこにあったのは基本むき出しの嫉妬や羞恥や劣情であったのであり,いわば劣情の極であった。表面的に見ればただの大学生活のように見えても,あれの実態は淫夢だったのである。みんなで貪婪に夢を見ていたから多幸感に溢れみんな一応笑顔だった。しかし,背後には女の嫉妬,欲望,競争,自慢,そういうものがはみ出していて醜悪だった。確かにあの真夏の淫夢の写真を見ると,いまだに強烈に惹かれるものがあってたまらない。刺激的である。しかし,あれは頭が悪い。あんな淫夢には二度と参加したくない。
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