2014-08-16

たぶん好きなひとができた話。

インターネットでその人を知って3年、いてもたってもいられなくて会ってもらった。

まわりにはあぶないからやめとけとか殺されないように気をつけろとか言われたことを思いだしながら、

がちがちに緊張してそのひとをお店で待った。

顔も知らなかったそのひとは、にこやかな、とてもすてきなひとだった。

インターネット上で受けていた「ちょっと気難しく真っ当なことを語る人」というイメージ崩壊した。

いい意味で。

えへへと笑うそのひとは、32歳の男性だというのにちょっと少女みたいなかんじがしてかわいかった。

時間ぐらいだろうか、とりとめも無いような事をはなしていたようにおもう。

「そろそろいかなくちゃ」とそのひとは言って、いいよいいよ遠くまで来てくれたんだから、とごちそうしてくれた。

無事おわった…という安堵と、帰りたくないなあ、という気持ちでからだ中がいっぱいだった。

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会ってもらった日からなんだかんだと2週間ほどほぼ毎日、連絡をとりつづけている。

(とおいところに暮らしていても、なにしてるの、とすぐに聞けるこの時代に生まれてよかった!)

けどもそのひとに恋人いるか、私は知らない。

こんなに毎日連絡をとっているくせに恋人がいたならわるい男だなあとおもう。

聞けばいいんだけど、聞いたら今の(知人とも友人とも何とも言えないがほぼ毎日連絡をとるおそらく良好な)関係

こわれてしまいそうで、わたしは聞けないでいる。

インターネットで3年知ってたとしても、

たった一度の面会で、ひとを好きになったと言ってもいいのかな?

わたしはその人の恋人になりたいな、とおもって眠れないでいる。

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