ダメな部分も併せて好きになるくらいじゃないと好きになる権利はないよ。
ちょっとでもダメな部分があると嫌いになったり、素直に見れなくなる心理は潔癖過ぎる。
「俺坂本龍馬の何がカッコいいのかずっと考えてて、最近ようやく気付いたのよ」
人格とか偉業の話かな、と思ったら
「標準語だとなんか響かないのよ。でも方言で堂々と語られるとすごくカッコよくみえてくる。日本を変えにゃいかんぜよ!ってね」
さすが筋金入りのファンはレベルが違う。
きっと何十年もファン続けて行くうちに後年の司馬遼太郎の「龍馬がゆく」で創作された部分とか都合のいい解釈に気づく部分はあっただろう。しかしそれでもファンを辞めることなく追求していった結果到達した答えだと思う。
何があってもそれでも好きって言えるって羨ましい。