虐待によって起こる子どもの症状としては、身体面、精神・行動面でいくつも考えられるし、そのことが虐待を考える指標にもなり得る。
1)身体面:身体面については、全身状態として、低身長、栄養障害がある。低身長は、ホルモンバランスの問題で、ストレスにさらされる状況から脳内神経系のバランスが崩れ、そのためにホルモンバランスに影響を及ぼし(これが心身症であるが)、結果的に 寝ている間に脳から出るべき成長ホルモンが分泌されなくなるのである。
http://www1.tcnet.ne.jp/takano-y/koen/miyamoto.htm 子ども虐待を考える 筑波大学教授 宮本信也