2011-12-28

アリとキリギリスみたいなの書いてみた

あるアリの巣のすぐ側に、キリギリスがいた。

冬が近いというのに、キリギリス女の子ナンパしたり、音楽を奏でたりして気ままに過ごしていた。

とある日、冬支度をせっせと進めていたアリは、キリギリス心配して

「冬支度をしなくて大丈夫なの?」

と訪ねたが、キリギリス

「僕はそんな未来のことなんて気にしてないよ、今さえ良ければそれでいいのさ」

と答えて取り合わなかった


そうこうしているうちに本格的な冬が来た。

アリは、暖かい家と溜め込んだ食料で何とか過ごしていた。

しかし、アリ達が「懲りて食べ物を恵んで貰いに来るだろう」と思ってたキリギリスが、冬の半ばになっても来ない。

訝しんだアリ達は、有志を募ってキリギリスを捜索することにした。

「怠け者のキリギリスのことだから、すぐ近くにいるだろう」と、余裕の表情のアリの捜索隊が巣を出ると・・・巣の目の前にキリギリスの死骸があった。


キリギリスを巣に運び込んだアリ達は、餓死か凍死かを賭けたりしながら、キリギリスの死因究明を待った。

キリギリスの死因は、老衰だった。

アリ達は悲しくなって、泣いた。


キリギリスの死骸は、翌日の晩御飯に出た。

問題

  1. なぜアリたちは悲しくなって泣いたのでしょうか?
  2. なぜキリギリスの死骸は翌日の晩御飯に出たのでしょうか?


ハローたたかうちびすけさん(ちびすけ人生相談) アリとキリギリスみたいなの書いてみた

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