もうすぐ祖母が死ぬ。
死んだら悲しい、死ぬ前に一度会っておきたい。俺に何かできないだろうか?
・・・このくらいは俺でも本気で思う。
親族は「延命させたい」「自由にさせたい」「安楽死させたい」色々な意見の対立がその仲を険悪にしている。
・・・これはばあちゃんが望んだ事なのかな?疑問に思う。
死(命)はなによりも尊いと本気で思い込んでおり、
あまりに無関心な俺に矛先が向けられる。
正直どうでもいい。
「ばぁちゃんの目の前でギャーギャー喧嘩して、葬儀屋に踊らされてぼったくられて、
当然、なんて冷たい奴なんだ・・・人としての心は無いのか!と罵られる。
俺から見たら貴方たちが理解できない。
ばあちゃんは幸せだったろう。
安らかに逝くだろう。
誰の為?何の為?・・・結局は自己満足でしょう?くだらない。