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物事の難しさは、その問題へのアプローチの仕方が多ければ多いほど、もっと端的に言えば、その問題と関係のある人が多ければ多いほど難しくなる。
当たり前のことなんだけど、現状インターネットが普及してみんなが多様な問題にアクセスできるようになったお陰で複雑化した問題も多いんじゃないかな。
もちろんそう言った問題は、根本的にはアクセスが増える以前からと同じ困難さを有しているのだけれど、それに触れる人が増えれば増えるほどに複雑になっていく。
面倒事が増えていると思う。答えが出しにくくなってるんだよね。良くも悪くも。
そういった流れないし傾向は、より良い結果に練磨されていく一方で、多くの部分を削り取ることにもなる。
ということは、削り取られる意見の持ち主は面白くないし、不公平だと思うようになる。たくさんの人が少なからずの不満を持つしかなくなってしまう。
辿りつけた結果はとても公平で公正なものになるだろう。でも、その代償に大勢の人がストレスを抱えてしまう。
より良い方向へと進もうとすればするほど、全体的に、たとえそれが軽微なものでもあっても、不満が蔓延ってしまうのって、すごく皮肉なことだと思う。
どうすればいいのだろうね。むつかしいね。
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