ニート歴1年。
この先に横たわる不確実な数年を前に、あらゆる出来事が音もなく通過していく。
4月。小中高大学と、満開の桜は僕の人生を祝福していた。
今も、近くの川辺の桜は、たぶんキレイに咲いていると思う。
でも、そのキレイな風景を見ても、罪悪感や、劣等感しか生まれないと思う。
今まで楽しかった出来事が、重く、温度のない物質に変わってしまった。
自己を否定する毎日が、飛び越えなきゃいけないハードルをどんどん高くしていく。
悪循環を絶つには、前向きに考え、自ら行動しないといけないが、
頭に浮かぶ「どうせ」の前に躊躇し、体に力が入らない。
「生きた心地がしない毎日を変えたい」と思わなくなる日が来るのも、そう遠くない気がする
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