http://jp.techcrunch.com/archives/20100430joe-hewitt-web-development/
MSは囲い込み戦略を、その決して洗練されていないソフトウェアの品質から叩かれることがあるけど、
確かに、独自技術を特許で固めることはしていなかったように思う。
現に、Ajaxのテクノロジーは、基礎をIEの独自拡張から始め、firefoxなど他のブラウザの実装に発展してきた。
Adobe Flashも同じくユーザーに何一つ強制はしていない。
そして事実上、今日の一般的なミドルウェアとして使われている。
そのFlashプラットホームを、Appleは否定しているものの、
では、代替となりえる技術をAppleが開発して W3C に標準化を求めるかというと
そんなことはしていない(HTML5をAppleが推進していたのかどうかは知らないけど)
ただ、ネットをもっとオープンで誰もが自由に使えるものにしようとしている気がした。
Mecabがこれから iPhoneプラットホームで使えなくなる(広義)という話を聞いて
珍しくApple非難が一般デベロッパ・一般ユーザーからも出てきたな、と思ったところではたと気づいた。
iPod移行、Apple には Google よりもクリーンなイメージが自分の中にあったのだ、と。
では Appleは善良な企業か、Google のように「悪いことはしない」という企業哲学に基づいた経営なのかというと
それは分からない。