2009-07-25

http://anond.hatelabo.jp/20090725083537

なんかわかってきた気がする。

でも、だからと言って“他者が見る”世界の存在を否定しているわけではなくて、私と他者が同時に認識している“世界”がないとも思っていないんだ。

ベースとして共通している『大きな世界』があって、そこから各々の認識が存在を決めていく『小さな世界』がある。

そんな多重世界観を私は持っているわけなんです。

「多重世界を認める」って言うのが私の考え方には抜けてるから、

そこら辺を根拠にして捉え方の違いが発生してるのかなぁ。

私の考え方では、世界は大きい世界だけで、自分たちの存在はあくまで世界の一部と言う捉え方。

あなたのいう「小さい世界」を、「意識」あるいは「命」と言う言葉認識してるので

認める/認めないと言う話も、「意識世界に対して開いているか?」と言いたかったんだよう。

 

他者が認識する『小さな世界』を知ることはできるし、そこで他者が認識している私も教えてもらうことはできると思う。

けれど、どれだけ足掻こうが私は私でしかありえなくて、ということはだ、私視点の世界の外には出られないのじゃないかなあ。

でも、こういう考え方には同意するので、多分言葉の使い方が違うだけで、似たような捉え方してるんだと思う。

 

でもさ、私が認識している『小さな世界』は、ベースとして共有している『大きな世界』の上に立脚して、

日々たくさんの他者が有する『小さな世界』に影響を与え続けているじゃないかと思うわけなんだ。

それは私が他者になったときも同じで、人と言う≪世界≫は互いに共鳴しあっているんじゃないんだろうか。

で、折に触れて、互いの振動が重なり合う時がある。それで世界が繋がるんだと思うと、楽しくないですか?

共鳴とか振動とか、波のモチーフで捉えるのって一般的な感覚なのかな。

人がお互いの存在を認めて繋がりあう感覚ってシンクロって言葉がしっくりくるなあと思っていたので

似たようなこと考えてたみたいでちょっと楽しくなった。

 

あと、共鳴したりするのは人同士だけじゃないとも思ってる。

記事への反応 -
  • トラバに返信。 http://anond.hatelabo.jp/20090722134344 記憶を頼りにするとどうも曖昧だったりするからね 個人的に、その曖昧さが好きなんだなあ。儚さというか、朦朧とした映像って直接的...

    • まだ終わりにするには早い。 でもね、だからこそ私はできる限り私がいる間に誰かの記憶に残りたい。 記憶として、いつか忘れ去られてしまってもいいんだ。記録としていつまでも...

      • 私は強情だからなかなか相手の意見を受け入れられないんだ。 だから、相手の文意を読み解き咀嚼してみるわけなんだけれどもさ、言葉を自分のものに置き換えないと居心地が悪いのよ...

        • 認識が微妙に違っていい感じだ。 というのも、記憶や記録をされるにあたっては誰かに認識してもらうことが大前提にあるからです。みんなそう思っているんだろうね。 認識されな...

          • なんかすごい寝ていた。15時間寝てた。どうした、私。 認識されなくても記憶や記録に残る可能性はある。(背景の一人とかその他大勢とか) うん。だけれどもさ、そうやって残るた...

            • なんかわかってきた気がする。 でも、だからと言って“他者が見る”世界の存在を否定しているわけではなくて、私と他者が同時に認識している“世界”がないとも思っていないんだ...

              • 今日は午後から雨が降るらしい。 私の考え方では、世界は大きい世界だけで、自分たちの存在はあくまで世界の一部と言う捉え方。 あなたのいう「小さい世界」を、「意識」あるいは...

                • 天気が悪くなるかと思ったけどそんなこと無かったぜ。 認める/認めないと言う話も、「意識が世界に対して開いているか?」と言いたかったんだよう。 認める/認めないという話...

                  • 今年の梅雨はとても長い。けれども、雨量の少ない梅雨になんの魅力があるんだろう。雨は降ってこそ雨たりえるのにな。 「認める/認めないという話」は、これまでのやり取りで出て...

                    • 梅雨は明けたと聞いた覚えがあるのだけど、違う世界の話だったかな。 どうすればうまく表現できるんだろうか、突飛な喩えになるけれども、個人的に「小さな世界」は川における水...

                      • 本筋と全然関係ない横だけど、世界じゃなくて地域が違うんだろ普通に http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html ほれ。梅雨明けがまだの地域は多いよ まああなたが違う世界に住んで...

                      • ナイルの水の一滴。志賀直哉という小説家の短文なんだね。知らなかった。私には知らないことがたくさんあります。 小さな世界というのは自分から見た世界であって、 そこに映るも...

                        • 横増田。 内包ってのに違和感を感じた。上手い言葉が見つからないが、エイリアス、リファレンス、しいて言えば別記か。 人は、大きな世界を、小さな世界にカテゴリー(いわば窓)を...

                          • 横文字難しいです。 内包ってのに違和感を感じた。 確かにニュアンスが違ってくるかも。より正確に現わすのならば、『内に取り込むことによって認識を深める』とした方がよかった...

                        • 今日中にレス書けるか?! 確かに小さな世界は自分から見た主観的な世界ではある。 ただ、そこに映るものを自分の主観によって決定するわけじゃなくて、そこに映るものの“意義...

                          • すごく……頭が回転してくれません…… 自分を主体とした時に、「何に意味を見出すか?」という視点で考えると 意識を閉じた状態においては、世界に意味付けするのは自分の視点し...

                            • 考えているのか感じているのかわからないことを言葉にする過程。   つまりは、「意識を開いた状態」っていうのは、共同体としての自己ということなのかな。社会性を有しているみ...

                              • 私という矛盾している思考空間。 私の感覚では、意識というか「知性」が根本的にデジタルな原理で動作していて、 0と1の境界を生じさせる(=分類する)ことで存在を認識する...

                                • ちょっとしたことをダラダラ書く。   私はさ、ある意味「言葉を捨てよ」と繰り返しているんですよ。もしくは「記号を捨てよ」としてもいいかもしれない。 理解するために、人は...

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