きったないゴミ屋敷、薄くて臭い布団で父親にのしかかられて重みと痛みに耐える
気持ち悪い息遣い、酒とタバコの口臭のする唾液で口がべしょべしょに濡れるたびえづくのを堪えた
殴られなくなってよかったあって気持ちと、これが何かわからないけどものすごい不快感があって
今なら全部わかるけど、当時はとにかくそうしておけば父親が機嫌良く過ごしてくれたからああ、こうやってれば痛い思いしなくて済むんだと子供のとき思った
眠るとたまに鮮明にこの時期の夢をみて、汗ぐっしょりで起きてそのままトイレで吐く
もうアラフォーにもなるのにいまだにずっと父親の亡霊に囚われていて、人生を続けたくない
もう嫌な夢を見るのも、他人の幼少期の話に嫉妬するのもしたくない
おわりたい
ちがうよかったことかんがえようぜ あと、いまをよくして、むかしのことをかんがえるひまをなくそうや