2021-06-22

anond:20210622150852

小説描写は正確なイメージ情報が読者に伝わるためにされなければならない、なんて俺は学校で習った覚えはないが。

吉田健一コリン・ウィルソン視覚イメージ移転にこだわってみっちり描写する作家を「小説ってそういうもんじゃねえだろ笑」と批判してたなあ。

手元にある純文学小説開いてみ。登場人物の外見的イメージを伝える情報ビックリするほど少ないと思うから

それでも上手い作家ならそうと気づかせず、読者の頭の中に各々勝手登場人物像をイメージさせることが出来る。

記事への反応 -
  • プラモデルの説明書が図なくて文だけだったら絶対最後まで作り切れないと思う これは文だけで物事を説明するのには限界があるという証左だよな 小説の情景描写もとっくに文だけでは...

    • 小説における描写は作者の脳内に浮かんだ視覚的イメージを読者の脳内にそっくりそのまま映すための手段じゃないので。

      • どういうこと?そんなふうに学校で習った覚えはないがそうなのか?じゃあなんのために不正確を尊ぶ?そんなことして小説家って何がしたい?

        • 俺はそんなこと学校で習った覚えはないが。 吉田健一もコリン・ウィルソンも視覚イメージ移転にこだわってみっちり描写する作家を「小説ってそういうもんじゃねえだろ笑」と批判し...

          • 未来からのホットラインのイギリスの自然描写と核融合炉内の構造についてはどうしても咀嚼しきれなかったけどになって地形についてはグーグルアースと突き合わせて納得を試みたぐ...

        • それ以前の問題でどうして空想を空想として楽しめるのか イメージできるのかって割と学術的な問いだと思う 幼少期にそういう世界に触れることが出来ない(目や耳に障害があり更に適...

          • 読者がどういう空想するのか漠然とした状態の文章で小説家はどうやって面白さをコントロールしてるんだって感じなんだよな。 自分だったらくどいぐらいに自分の視覚的イメージと読...

            • 俺は空想を空想として楽しめない側の人間なんだろうな それでも俺は俺なりに表現していこうと思う 美術においてアールブリュットという表現ジャンルがあるように、表現者として資質...

      • 視覚イメージに頼る必要がある場合は躊躇なく図を使うしな。 ミステリの暗号とか建物の間取りとか。

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