駄菓子みたいな音楽をながら聴きすることがせいぜいで、好きだったアーティストの情報を追いかけることもいつの間にかやめていた。
ところが連休中、暇だったこともあり、そのアーティストがここ1、2年に出していた曲を購入してしまった。
いや、ダメですね。めちゃくちゃ良くて、繰り返し繰り返し再生している。もう何も手が付かない。
全部の音をちゃんと一度に聴けるような耳も脳もないおかげで、何度聴いても新しい発見があって楽しい。このまま音楽だけ聴いていたい。とても贅沢だ。
以前はこういう贅沢な時間を愛して、そのための環境を整えていた。けれどいつの間に手放していたのだろう。どうして?
くだらないことに感情を費やして、どうにもならないことにやきもきするだけの時間より、自分を幸福にする時間を大切にしたいのに、気がつくとそれが失われてしまうのは何なんだろう。
ちなみに購入したのはトクマルシューゴとJohn John Festivalの共作「こえになる」。