2021-01-19

コロナ下のバー

アラフィフ男性。ひとりでバーに行くのが趣味だった。

 

県庁所在地地方都市繁華街になじみのバーが何軒かあった。

どの店もちゃんとしたバーと言えると思う。

どの店もマスターは他の店で修業したあと自分の店を持ったバーテンダー。

どの店もカクテルが美味い。いくつかの店はシングルモルトウイスキーの品揃えも良い。

だいたい一人で来るなじみの客の割合が高い。

バーテンダーはそれらの客にはメニューを出さないしメニューが近くに置いてあってもそれらの客はメニューを見ないでオーダーする。

そういった客の職業大手企業サラリーマン中小企業経営者、士業、医師(近くに大きい病院があることもあって勤務医)が多いようだった。

 

上にあげた職業の人の多くがコロナバーに行けなくなった。自分もその一人だ。

 

ただ気になるのでそれらの店のSNSはずっとチェックしている。

どの店も苦しい。苦しいながらもこんなお客さんが来てくれたなんて話がたまに書かれている。

それを読んでいるとやはり客層が変化しているようだ。

20代の客が増えてる。このご時世に20代の客が増えてるのが良い悪いという話をしたいのではない。

 

元々ちゃんとしたバー若い一人客に優しい。

(というかだれにでも優しい。バーに慣れていない中高年にも優しい。)

自分のような中高年がいなくなったことで20代の客が行きやすく居やすくなったのだろう。

 

コロナが終息した後もしかするとそういったバー顧客層がかなり若返るのかもしれない。

文化とか(性的な意味ではない)風俗の変化がどのように生じるのか目の当たりにしているのかもしれないと興味深く感じている。

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