2019-09-09

北海道の親戚から壺を貰ったので今夜は壺焼きにしようと2軒隣の近所の人と担任先生と向かいアパートの人全員を家に呼んだ。壺の中に入る順番は恨みっこなしのくじ引きで決める事になり結果として向かいアパートに住んでいる一人暮らし女性最初に壺に入る事になった。壺の中に入ると身長20分の1に縮むのでこの人数では一杯になる事はない。体積はXかけるYかけるZだから20の3乗まで広くなってる事になるからだ。一番目の人が入り2分後準備OKの着信がなった。自分は2番目だ。入って外殻を確保したら次の人の携帯に1回コールする事になっている。壺の中は日本ではないが入口を通してギリギリ電波が入る。携帯の充電が十分に残っていることを確認し鼻をつまみ目を瞑り壺に飛び込んだ。プールで耳に水が入ったような感覚がしたあと激しく平衡感覚が失われ世界がグニャグニャになった。気が付くと私は壺の外にいた。いや正確には壺の外とまったく同じに見える場所にいた。唯一違うのは1番目に飛び込んだ女性と私がこの場に2人ずついることだ。まずい。慌てて電話して3人目に伝えようとしたが1回鳴らした瞬間すぐに3人目が降りてきてしまった。こういう時みんなどうしてるのだろう。

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