どう考えても「自分のためだったら平気でルールを破れる」ことが第一条件となってる。
ハッキリ言わせてもらうが、公務員の仕事は職員がルールを破る前提で行われているし、ルールを作るときもそれを職員が破る前提で作られている。
すでにこういう規則というこういう規則で縛られていて業務量に対して人間も足りてないのにこんな規則を決めたらどう考えても仕事が出来なくなってしまう、そういう状況がこれでもかと押し寄せてくる。
その状況で出来ることは3つ
・倫理観を貫いて仕事をした結果仕事を終わらせることが不可能なデッドロックに遭遇して心が壊れる
・辞める
この3つだ。
もしもここで「ルールを破らないと仕事が出来ないんだからルールを破って仕事をするし、破るしか無かったのだから仕方ないと割り切って内部告発はしない」という道を選ぶのなら、それは「倫理観が弱い」と表現するべきだ。
たとえどんなに言い訳を重ねようと懺悔の念に押しつぶされようと、自分たちが決めたルールを自分たちが破っているという状況に対して通報という手段すら取っていないのに、それでも「倫理観が強い」と言い張るのならば、それはもうただの嘘つきでしかない。
向いていないというよりも公務員を続けることが出来ないと表現するのが正しい。
もしかしたら、公務員になる最大のデメリットは「自分の倫理観が思ったよりも軟弱だった」という現実を突きつけられることなのかも知れない。
公務員は倫理観強い人が職業適性として向いてる、というより 公務員は倫理観(法律遵守や道徳規範)が強く求められる立場だ というのが正しいと思う
行政組織として一貫性を持って働くために 倫理観を貫けない局面を迎えたときは経験豊富な先輩職員の意見に従います ただし行政行為の無効事由に該当する重大かつ明白な瑕疵が存在す...