2017-09-01

中学校での「プログラミング必修化」にはどのような意義があるのか

小学生の内から英語なんて学ぶ必要がないという議題と近く、題名のような議題が語られる。

http://blog.tinect.jp/?p=42270

このような議題と触れた時、

プログラミングのもの、ひいてはプログラミングして何かを作ることを考えがちだ。

しかしながら、プログラミングを学ぶこととは、

それで何かを作ることを益とするのではなく、

プログラムに何をさせることができるかを早くから知ること」にある。

単純な計算ループであったり、

大量な情報を蓄積し、目的物を素早く検索して表示させるであったり、

目的に対しての近似情報予測であったり。

そういった前提を知ることで、

自身の思慮範囲が大きく広がる。

例えば携帯電話を知らない人は、

待ち合わせ方法に、いくつかの面倒を考慮した手段を前提としなくてはならないが、

知っている人はそういった煩わしさを考慮する苦労を軽減できる。

便利なツールの前提は、思慮方法を広げることに有益だ。

勉強することは、勉強することそのものより、

それを前提として物事を考えることにあると、

特に分別ある大人は知るべき。

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