一回、社員旅行で沖縄に行って音楽フェスみたいなのに連れて行かれたんだが、
地元愛を叫ぶみたいなイベントで、大層居心地が悪かった記憶がある。
思うに俺は、土地に対して執着がない。
便利な地に住みたいと思うし、住んでればそこの利便性を手放したくないとは思うが、
さりとてそこの住人になろうとは思わない。
土地とは所詮区切りであり、そこに住む人間は他人であり、
同じ区切りに住んでいることを理由とした共感や同調はありえない。
俺の目から見て、特に地方自治体住まいの地元愛ってのは、
もっと優れた土地に移動できない未練がましさ、あるいは見知らぬ土地でやっていけない人間の
逃避行動にしか映らない。
それともそれは何か、維持すべき重大な価値のある概念なのだろうか。
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