小生は声優オタクというニッチなファンを長年続けている。
好きな声優は何人も変わったが、老化に伴いファンを続けること、
オタクを続けることの難しさに直面している。
若い頃はただ好きでよかった。それだけで満足していた。
だが、周りが卒業して別のジャンルに逝ったり、自分よりも若いファンになってくると、
ファンを続ける意義みたいなモノと戦うようになった。
イベンターノートの上位。グッズの購入額。ラジオの採用枚数。
自己満足でしかないこれらの数字が自分を動かすエネルギー。
『俺はすごいオタクなんだ』と自己暗示をかけて、歩かせている。
いつ歩くのを止めて、この魔法を解くのか。
解けて欲しい気持ちと、解けないで欲しい気持ち。
解けた時に待っているのは、どんな現実なのか。
これがオタクを続けてる。いや……しがみついている意義だ。
Permalink | 記事への反応(0) | 21:10
ツイートシェア