2017-06-06

ドアのあかないガラスの城で

いまの政治の状況(加計学園問題)をみていると、中島みゆき『WITH』の歌詞が思い出される。
政治的意味合いが込められているかは、もちろん分からないのだけど、状況は似通っている。

僕のことばは意味をなさない まるで遠い砂漠を旅してるみたいだね

ドアのあかないガラスの城で みんな戦争の仕度を続けてる

目に見えない密室の話し合いで政治が決まる訳ではなく、
国会中継なり、その他の報道なりで、何が行われているかは刻々と報じられている。
明らかに嘘と分かる嘘をついたり、答弁をはぐらかしたり、といった様子がすべて見えている。

すべて見えているのに、手が届かないのが、非常にもどかしい
ガラス張りの政治」という慣用句があるけども、なるほど、こういうことかと思う。
ガラス越しなら手を出せないから、堂々と、おかしなことができる。

こういう言葉遊びのようなことを書いて悦に入るのは、まったく好きではない。
でも、ガラスを内側から叩き割る人々、文科省職員国会議員たち、が遠からず現れることに期待している。

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