2017-04-13

[] お多芽

(おため)

お多芽とは、結納結婚祝いなどの贈り物を頂いた時、

半紙に添えて結納金、お祝の1割の金額を入れてお返しするものです 。

  

「おうつり」とも言います

  

また、結婚祝いの時のお返しは特に夫婦紙(めおとがみ)」とも言います

結婚祝いの時とその他のお祝の時では、お多芽の紙の折り方が違うためです。

結婚祝いの時は抱き合わせと言う折り方にします。

  

昔は、お重箱にお菓子などを入れ、これを贈り物(御祝など)として頂いた際に、

「このお重箱をきれいに洗ってお返しします。」という意味を込めて、

このお重箱に真っ白の紙である半紙などを入れてお返ししていました。

  

この「真っ白な紙」と言うのが、重要ポイントになります

  

このようなところから、贈り物を頂くと、半紙や懐紙などをお多芽紙として

お返しするようになりました。

  

また、昔は、丁稚さんがこの贈り物を持って、ご主人様の御供をしたので、

丁稚さんにお駄賃を渡していました。

  

このようなところから、半紙などのお多芽紙と共に、1割のお金をお返しするようになったのです。

そのため、この1割のお金には交通費的な意味合いもあります

  

京都では、交通費意味から、誰から贈り物を頂いても、1割のお金を入れます

大阪では、丁稚さんのお駄賃と言うことから、目上の方に、お金を入れるのは

失礼にあたるとして入れません。

http://www.yuinoo.net/howto/yui-otame.html

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