最近のホッテントリを見ていて急に思い出した。子供の頃、屁理屈って言葉が大嫌いだった。
私は、ただただ自分の考えを伝えようとしているだけなのに、大人からは「屁理屈を言うな」と一蹴されていた。
その言葉の意味がまったくわからないから、屁理屈って何なのか、どういう意味なのかとしつこく問いかけるんだけど、「子供にはわからんよ」とか「お前の屁のような理屈のことだ」とか、全然答えになっていない返事しかされなかった。
挙句の果てには、「可愛げがない」だの、「頭でっかち」だの散々なことを言われていた。
年を取ってから分かったことだけど、「屁理屈」って言葉は、自分の頭で理屈を組み立てられない人が、議論から逃げるために使う言葉なんだね。
相手が言っていることが気に食わない、だけども自分では明確な反論ができない。そういうときに、思考を停止したまま相手を攻撃し、自分の身を守る。そんな用途で使われる、暴力的な言葉が「屁理屈を言うな」だったんだ。
そういうケースもあれば、最近のクリエイティブな採用担当みたいに「ワケわかんねぇ自分ルールを作って勝手にそれが正しいと決めつけて相手に押し付ける」場合も屁理屈っていう言...
つっても詭弁は屁理屈だけどな
屁理屈を言うな