最初は練習なので多分読み返さない、そして失敗しても惜しくない本から手を付けたのだが、まあ時間がかかる。
幸いに裁断作業は機械を借りれる工場があって、楽に進むのだけど、それでも一日200冊くらい。
実際にスキャニングに取りかかるとまた時間がかかる。
グラップラー刃牙を全巻スキャニングするのに半日。シリーズを朝から続けて作業するとピクルが登場する頃には外は暗くなっている。
で、考えたのだけど、ざっと計算すると僕の蔵書は3000冊程あることがわかった。
一週間、それも割と頑張って全体の1%しか作業が完了していないのだ。
300冊してみて~とか500冊自炊して~とかのエントリがいっぱいあるけど、よく考えたら、100冊だってちょっとした段ボール一個分もないんだよね。
おいおい、蔵書を電子化して部屋をすっきりって、無理じゃねーかよ。
昔雑誌の切り抜きとかをこつこつスキャンしていたのだが、「最終的にそれらを読み返さない」という知見を得た。
電子書籍買うのと、自力でスキャンする手間賃と、どっちが安いかって話になる。 セールの時に買えば、手間の方が圧倒的に高い。 電子化されないのだけにしとけ。