2015-07-12

http://anond.hatelabo.jp/20150712012524

脳の機能が損なわれたり失われれば意識自我の発現が影響を受ける、ということを考慮すれば、意識自我は肉体の状態に物理的に依存していると言える。

例えば熟睡するだけでも意識はない。

肉体が腐ったり灰になったりして元の形態を保てないほどに損失を受けているのに、まだそこに意識自我が元の状態で在ると考えるのは、筋が通らないのではないかと思う。

もしも死んでも意識があるのだとしたら、その意識はいつ肉体の物理的状態に依存しないように切り離されるのだろう。

死んだ瞬間?

そうであればそれはあり得ないだろう。

死とは単に生命活動の取りやめに過ぎない。

死ぬこと」自体になんらかの機能はない。

ということは、何か意識に少しでも変更があったとき

そうであれば無数と言っていいほどの一個人の意識存在し続けることになる。

そしてそれが独自思考し続けるということになる。

そしてそれは、死後の意識現在自分とは隔離されているということになる。

無数の、発生元状態の異なった、発生以後は肉体の経験に依らない、意識に依る思考ということになる。

ならばすでに肉体もなく思考している自分意識というのが数え切れないほど在るわけで、もはや気にする意味もないだろうと思う。

記事への反応 -
  • 死後の世界があることが一番恐ろしいなと思った 自殺する人はおそらく全てを捨てること、すなわち無を望んで死ぬのではないかと思うが、 だとしたら死後の世界がある時点でそれがど...

    • 脳の機能が損なわれたり失われれば意識や自我の発現が影響を受ける、ということを考慮すれば、意識や自我は肉体の状態に物理的に依存していると言える。 例えば熟睡するだけでも意...

      • こういうことなんじゃね?   意識のマスタは体に宿ってる。意識のバックアップが定期的に霊的な場にコピーされる。 事故みたいに突然に死ぬとバックアップはそのままでマスタだけ...

        • 数百億以上ものバックアップを取れるほどの仕組みとストレージを作れる何かが、何故意識のみ特別にバックアップを取るのだろう。 そしてその理屈でも、瞬間瞬間の自身とは隔絶され...

      • この世に無限に存在する原子の組み合わせが、俺の脳とその電子回路のパターンを部分的にでも再現すれば、その瞬間だけ俺の意識は蘇る。 そのパターンが再現されるということは、再...

    • 心配せんでも、死後の世界なんて無い。 お宅のPCがCPUごと焼却してもまだ処理ができるというのなら、話は別だがね。

    • 自分が死にたくて、遺書の内容を細かく検討したり、できるだけ迷惑かけない死に方を考えたりしてたときは、もうとにかく現状から逃げたい一心だったな。 主に仕事が辛かったんだけ...

    • 眠ったり、麻酔をかけたり、酸欠になったり、脳がダメになると意識は簡単になくなる。 死後に意識が残るわけがない。

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