2013-09-10

月曜日が辛い

半沢直樹流行っているが、オレにとってアレほど辛いドラマは無い。

オレは地方の公立大経済を出た後に、特にやりたいこともなかったので、

ゼミ担当教授から薦められるまま、たまたま受けた銀行面接で、意気投合し、その都銀に入校した。

あとはてきとーに波風立てずに働き、結婚し、子どもが出来、そしてオレに待っていたのは出向だった。

だいたいいずれ出向が待っていることはわかっていた。

学閥が無いのと、事実上吸収された方なので、支店も整理されポストなんか空いていないのだ。

で、日曜日の夜である

家内子どもも半沢が大好きで

無邪気に「倍返しだー」とか、

「うわぁ、出向させられちょうよ、ママー」

「ほんと、大変だねぇー」

「どうなるのかなー」

などといったデリカシーの無い会話を聞かされる。

その翌日、オレに待っているのはプロパー社員からの痛い視線だ。。

しかもオレを小馬鹿にした会話がそこここで行われて、

それを聞いていないふりをするのもしんどい

そして、オレはそれらを全て振り払うように鮭定食を無心に食べるのだ。

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