私はどうやらブランケット症候群というやつであるらしい。毛布がないと不安になってしまうライナス君だ。
幼少時に肌身離さず持っていたファミリアのブランケットが未だに肌身から離れず、ずっと触っていた。その結果原型をとどめないまでに布は劣化し、小学校を卒業する頃にはボロ布数枚へと変わってしまった。
それでも尚離さないとどうなるか。小ささ故に、就寝中に行方不明になるのである。多くの場合はどうにか見つかるが、やがて数は減る。
義務教育を終え更には高校を卒業する頃には、ボロ布なんてものじゃない、糸屑か綿ぼこりのような塊数個、に成り果てていた。しかもこれ、四六時中触っていたためにすっかり黒ずみ外見的には非常に汚らしい。頭では汚い見た目をしている、と分かっているのでどうにかして洗うが最早元の白色は戻って来ない。
自分でも何をしているのか分かっているのだが、やはり禁断症状の様な不安が出てずっとさわり続け、安心感的な快感を得続ける。そもそも誰に迷惑をかけているというわけでもないし、と開き直る。そうやって過ごしてきた。
さて、今朝起床すると、最後の一つが遭難していた。
ぶっちゃけヤバい。
http://anond.hatelabo.jp/20120501221558 毛布はもう戻って来ない。同じファミリアの毛布を買って来て代用とすることをお薦めする。もちろん、きみの毛布ではないから、同じ手触りは得られない...
分かる。 俺は毛布ではなくタオルケットだったが、分かるぞ。 それにしてもよい親御さんをお持ちのようでうらやましい。 俺の場合は、ぼろぼろになったタオルケット、ある日母...