2012-01-10

どうしようもなく辛い時には遺書を書くことにしている

「死人に口なし」をいいことに後から根も葉もないことを言われないよう

自分がなぜ死ぬのか、その理由とこれまでの苦しみを箇条書きでまとめていく

自分のせいなら自分が何をやらかししまったのか包み隠さず書く

誰かに酷いことをされたなら(別の誰かに濡れ衣を着せてしまわないように)

どこからも誰からもぐうの音の出ないくらい因果関係をはっきりさせて

「これが理由です、他のことは一切関係ありません」と書く

とにかく後腐れのないようこれでもかと丁寧に書く

仲良くしてくれた友達にはお礼を言う 育ててくれた親には懺悔をする

 

すると、ひとつひとつの出来事をひどく冷静な頭でふり返ることになって

それまで悩んでいたことの解決策が 突然ふと見えてきたりする

時には「何かこれ、死ぬほどのことじゃなくね?」と思うこともある

ある種の背徳感を覚えていつの間にか気分がハイになることもある

この遺書が公開されて、あいつが社会的にひとごろしのレッテルを貼られて

学校会社を追われてひそひそ言われながらやつれて生きていくところを想像して

なんだかもうスッキリしてしまうこともある

 

そしたら遺書をぐしゃぐしゃに丸めてポイと捨てる

ビリビリに破いて捨てるのもいい

いろんな意味不安なら、手回し式の安いシュレッダーにかける

それでおしまい

 

もし、書いても書いても立ち直れなかったら、

その時はそのまま、その遺書が使える。

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