曾祖母の妹夫婦が非難してきてた。
なんでも家が海岸から徒歩5分ぐらいの距離で、当然津波で家が全部流されたらしい。
本人は「家なんて土台しかねぇ」って笑ってたけど、笑えなかった。
家が無くなったのに、何も無くなったのに、どうして笑えるんだろう。
帰りの車の中で、親にその親戚の家の話とか聞いた。
家に帰って晩飯食って、テレビ見ながらお菓子つまんだりして、さっき風呂入っててふと思った。
なんなんだろう。
自分の立場ってなんなんだろう。
津波の被害に遭った人の話を聞いて、笑えないって思ったのに、数時間後には普通に飯食ってテレビ見てお菓子食って風呂入って。
ニュースみて沿岸部の映像見て眉間に皺寄せて、都会の買占めとかに腹立てるくせに、結局自分の生活は、何の被害も無かった傍観者と同じじゃん。
被災者でもなんでもねぇじゃん。
なんなんだろう。
どうしたらいいんだろう。
ただ、無力さしか感じない。
感じたところで何もできない。
なんなんだろう。
津波被災地近いなら、ヘドロ掻き出しとか、なんかしてきたら?
笑うってのは自己防衛なんだよ。 角に足の小指ぶつけて、耐える時とかって、痛けりゃ痛いほど笑ったりするじゃん? あれと同じなんだよ。 笑っている人ほど、周りが心配してあげな...
といっても本棚が倒れたり食器がいくつも割れたりしたとか、計画停電で何回か暗くなったとかその程度だけど。 そのくらいでも、被害なし停電なしの人よりはなんというか引け目を感...