2009-11-02

もう恋なんてしない

今日、3年間ほど付き合った女性とお別れをした。

いっちゃあなんだが、彼女遊び人の気があった。いわゆるフラフラする体質でも言うべきか。


彼女は、好きな人ができたといい、俺の元から1年前に1回去った。

しかし、彼女は俺から離れることが出来なかった。そして俺も彼女から離れられなかったのだろう。

そしてよりを戻した。

今年の3月彼女は友達から男性を紹介されていた。

彼女は、メールだけといっていたが、電話をしていた。

毎日つけていた日記サイトを見、こんな声だったんだ(ハートマーク)と綴ってあった。

嫉妬深い俺は、彼女の連絡先すべてを着信拒否した。


次の日、雨の中、彼女はずぶ濡れになってやってきた。

俺は許す気がなかったが、絶対に離れたくないと泣きつかれ、彼女には俺が必要なんだと思った。


そして5月彼女浮気をしたとメールをしてきた。

頭がパニックになった。

彼女いわく、浮気したのは俺がかまってくれないからついたウソだということだが、このころから俺の精神状態はおかしくなった。

初めて精神が体を蝕んだ。胃が痛くなり、不整脈が出るようになった。そしてあまり泣くことのない俺が号泣する日が続いた。


彼女の言動がおかしかったので、浮気ウソだということは薄々感じていたが、彼女のことが信用できなくなっていた。

それでも俺は信じたかった。

彼女に俺が必要だったと思っていたから。


6月某日、浮気をしたというメールを送られてきてから初めて会った。そして何ヶ月かぶりに抱いた。

彼女は俺だけだよといった。初めての相手も、最後の相手もずっと俺だよと。だから離れないでと。

男のメールアドレス全部消すよ、もう男と連絡とらないよ。


それからメール電話だけの日が続いた。毎日メールはしていたし、彼女は俺を失うのが怖いだろうと感じていたので心配することもなくなっていた。

8月彼女がたくさんバイトしたからお金たくさんあるの。カラオケおごってあげるとメールをしてきた。

俺は嬉しかったのでOKをした。でももう会う日はこなかった。


8月中旬頃から彼女メールが減っていった。色々忙しいんだろう。


そう思って11月になった。

7月に治ったと思っていた不整脈が俺を襲った。そしてなぜか、Google彼女名前検索した。


すると、10月に削除されていたプロフ日記リアル)が出てきた。

プロフの好きな男性のタイプには、2ヶ月(ハートマーク)と記されてあった。

2ヶ月???俺の頭は混乱した。俺とは3年3ヶ月ではなかったのか??


そしてリアルを見ると、彼女と見知らぬ男が手を繋いでいるプリクラが貼ってあった。

また、これから旅行も、お出かけも、クリスマスも一緒に過ごしたいと日記に綴ってあった。


頭が真っ白になった。


彼女にすぐさまメールを送った。

「何か隠していること無い?」

「特別無いよ?」

「本当のこと言っていいんだよ?」

意味が分からない(笑)

「他に付き合っている人いるでしょ?」

「何を根拠に(笑)

「前略と日記みたよ」


「私が二股したのは悪いけど、

そんなの必至に探している姿想像するだけ怖いわ」

これが最後のメールになった。俺がアドレスを変えたからだ。

その後、彼女から電話がきた。


「さびしかった。」

「あなたのことが忘れられないから連絡とっていたんだよ。」

「あなたが別れろって言うなら別れるよ。」

「彼は友達に紹介されたの。貴方に似ているの。」


俺は、

「もう俺が君と会うこともメールすることも無い。かかわらないでくれ。

電話番号は当分変えないから、死にそうになったときだけ電話してくれ。

君に贈ったプレゼントも、何もかも捨ててくれ。」


といい、相手に電話を切らせた。いつもは俺が切っていたから相手に切らせた。相手が俺をだまし、捨てたのだから。

散々だまされてきた。顔もスタイルもそこまでよくない。でも俺は彼女の声が、そして俺にだけ見せる表情が大好きだった。癒されてたんだ。

俺も彼女とのつながりが欲しかったのだろう。着信拒否はしなかった。


今日、午前5時、電話がかかってきた。

もしかしたら何かあったのではないかと思い電話に出ると、

ただ寂しいというだけの電話だった。

俺の言葉は届いていなかった。俺が辛いのも悲しいのも分かっているだろうに。

俺は、もう迷惑だといい、相手に電話を切らせた。

最後の言葉は「わかった」だった。


俺の初めての恋人童貞処女同士はこうしてあっけなく終わりを迎えた。

ぽっかり心に穴が開くというのはこういうことなのだろうか。


3年前、俺はまだ今の職についていなく、夢見る青年だった。

彼女学生。俺には顔も身長も地位も金も無かった。それでも彼女は好きになってくれた。

今でも思い出すのは、彼女がずぶ濡れになってうちにやってきた日のこと。


「捨てないで」

「ずっとそばにいて」

「絶対離れない」


絶対なんてこの世に無いというのを実感した。

俺が彼女と付き合っていた日、いつものように口にしていたのはその言葉だった。


「この世に絶対なんか無いよ。」


俺はその言葉を発し、絶対という言葉を信じたかったのだろう。

でも絶対なんて無かった。


もう恋なんてしない

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      • 横。よく分からないけど、お互いメンヘル気質って事かな。 元増田は若そうだし、若さ故の過ちと言うか勢い、だといいけどね。

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  • 元増田さん、境界性人格障害でぐぐってみてください。彼女典型的なメンヘラだと思いますよー。これ以上依存されたら自分ぼろぼろになりますよっと。別れられてよかったよマジで。

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