はてなキーワード: 短答とは
テキストを読む、例題を解く
↓
問題集を解く
↓
過去問を解く
以上。
テキストと問題集はなんでもいい。
これだけでも受かる人は受かる。
でも受からない人はどつぼにはまって何周も何周も問題集や過去問を解くはめになる。
そこで、ある程度できるようになった人には会計士の短答式の問題集がおすすめ。
特に財務の計算部分ができるようになれば個別論点は完璧、連結も怖くなくなる。
市販の問題集は会計士試験のレベルには物足りないっていわれてるけど、
その分1級受験生がワンランク上の問題をってなったときにちょうどいい感じだと思う。
別に会計士を目指しているってわけじゃない人は、そこまでしてって思うかもしれないけど、
一歩踏み込んだ内容までやると理解も深まるし、計算も効率よくできるようになる…と思う。
こんなタイミングでここ見てる人はいないとは思いますが、
で、本題。
これは旧試の論文試験からそうだった(らしい、受けたことないので)のですが、
試験二日目とかになると、どういうわけか、一日目より会場の人が減ってきたりします。
つまり、あきらめて途中放棄しちゃってるわけですね。
これ、すごいもったいないと思います。
仮に短答が全然ダメと思ってたとしても、ボーダーはまだわからない!
スイング途中で止めたという主張が通らない以上、
振っちゃったなら、振りぬかないと!
本当はまだ繋がってるかもしれないのに!
あきらめたらそこで、試合終了だよ(まるしー安西先生)。
いやホント手応えと結果は一致しないから。
それなりに努力してきたなら、
全然できんかったというときは他の人もできてない可能性が高いから、
意外といい点つくこともあるし、
逆に、よくできたと思ってもそういうときはみんなできてて、
相対的に沈んでる場合だってある。
だから、新司受けたからには、どうか最後まで全力を!
試験の途中放棄だけはするな!
貸与六法もらって帰るためとかそういう理由でもいいから!
今回2振した下位ロー卒でよければ。
この2点を満たせば可能だと思う。
何せローは課題が多い。
えんしゅう本のコピペで済まないような課題を、矢継ぎ早に出される。
東大とかは課題が少ないようだけど、俺の所は1年目から夜10時まで学校で判例検索とレポート作成で必死だった。
実力があっても進級がヤバいという馬鹿げた事態がありうる。
駄目な教授は課題の出し方がおかしくて、1年目から地裁判例を比較させたりする。
幹となる条文と基本的な要件効果の理解、最高裁判例も押さえてない段階でだぜ。
加えて、リーガルマインドだのなんだの、試験と関係ない科目でも課題を課される。
特に純粋未修は悲惨。大学は入学者の最低レベルに合わせて講義するわけではない。
条文に初めて接しましたというレベルなのに、瑕疵担保責任の法定責任説と契約責任説どっちがいいね、なんて訊かれるんだぜ。
基本書を調べようにも、自分のやってるところが体系上どこに位置するかもわからない。
夏までは自分の勉強が出来ないまま消化不良で駆け抜けるのが恒例行事で、うちの場合脱サラおばさんが最初の学期で3名辞めた。
俺は夏で追い上げて2年目で人並みになった。
早慶既習者レベルじゃないと苦行になるぜってのは、そういうこと。
以上は修了して法務博士になるための最低限で、司法試験に受かるには全然足りない。
東大ですら相当数が落ちているように、条文学説判例に答案演習を年中ガリガリやっても落ちる人は落ちる。
何せ受験生は記念受験なし、全員が院生、数百万円と就労機会を捨てて挑む連中だ。
そんなガチンコ集団が磨きに磨いて勝負して7割以上が落ちる。
これは厳然たる事実だ。
そんな試験で勉強以外の余技にかまけていたら、よほどの天才でない限り勝てっこ無い。
社会人でも働きながら学べるというのは5年も前の謳い文句で、今信じちゃダメだ。
参考までに、司法試験の問題と参考答案を。(俺のじゃないよ)
短答式ってのはマークシートで、得点率6割が最低ライン。配点システム上8割正しくマークして6割得点というところ。
修了するまでにこういう答案をほぼノーミスで書けなきゃならない。
問題
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/h21-22jisshi.html
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/h20-21jisshi.html
再現答案 下のほう
いままでが多かったということもあるが、個人的に門はいっそう狭くなっていると思う。
働きながら合格している人もいるけど、そういう人は学生時代からみっちりやってる人。
専門学校は、学生が増えれば増えるほど儲かるシステムだということを忘れてはいけない。
結論:初学の社会人に薦められない。
仕事としては面白いと思うので、人生を賭けて挑戦したいというなら止めない。
合格者の平均年齢は20代の半ばであることも書き添えておく。
http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/tantougoukaku21_a.html
http://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/tantougoukaku21_c.pdf
(PDF注意)