「暴力装置」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 暴力装置とは

2010-11-19

暴力装置

ウェーバー概念は、Gewaltmonopol des Staates、直訳すれば「国家暴力独占」。

暴力が一般的には悪いものであるから、主権のもとに独占されなければならないという思想が背景にあるので、「暴力」という日本語をあてるのは正しい。

英語だと The monopoly on legitimate violence (合法的な暴力の独占: 日本語での一般的な訳)となって、この時点で意味がちょっと違ってるような気がする。

ただ、件のGewaltapparat(暴力装置)は、ウェーバーじゃなくて、マルクスの用語じゃないのかなあ。あてずっぽだけど。

暴力装置の是非にしろかけ算の順序の是非にしろ、ちょっとした知的格差(の幻影)が関係しててなおかつ瑣末な議題はネットで大いに盛り上がるなあ。

いい釣堀ですね

国会と言う政治的な場で「暴力装置」という社会学政治学用語を用いたのに

言葉尻だけをつかんで騒ぐなどという無知をさらけ出した挙句

TwitterBLOGで指摘した者に向かって

一般人ウェーバーを知るわけが無い」「一般人に誤解される表現が悪い」「インテリ気取り」

調の言葉をぶつけて自己弁護する奴は恥の上塗りだからやめようぜ。

専門的な場でわざわざ無学な一般人知的レベルに合わせる必要なんてない。

その溝を埋める役割を果たすべきはメディアだ。

今回はマスコミではなくTwitterはてブネットメディアとして役割を果たした。

相変わらずYahoo!知恵袋Yahoo!ニュースコメント欄は役立たずだったな。

暴力装置」は近代国家論や権力論を議論する上で不可欠の知識だ。

そのことを知らずに批判した議員もいるのだが

国民の代表のくせに政治学講義5月に学ぶような初歩的な内容を知らないのでは話にもならない。

自衛隊に憧れている子供が聞いたら悲しむって?

勉強して子供にきちんと説明できるような賢い大人になりなさい。

馬鹿を量産してどうするの。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん