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はてなキーワード: バクマンとは

2009-08-06

漫画家になる夢はどこに消えた?

漫画家になるんで会社辞めます」って自分では思うんだけど

もしも自分が友人の立場だったら100%止めるなー。

『悪いことは言わない。もう少し考えなおせ』って言う。自分の画力や力量を客観的に見ても、ね。

でも、もっと画力があったとしたって(仮に石恵鳴子ハナハルくらいの画力)、お話の構成力があったとしたって(絶好調の富樫クラス)、本気で親友に「漫画家になため会社辞めようと思ってるんだ」って言われたら、止めると思う。

止めないとしたら?そうね・・・新人賞・・・くらいじゃ止めるな。

すでに連載したり、読み切りで本誌掲載されたことがあるくらいなら止めないか。「そうだな・・つらいと思うけど頑張れよ」くらいで応援してしまうかもな。

でも世の中の大半の漫画家はそういうステップを踏んでないと思うし、何よりもう数年で30歳になるわけで、きっと一生「漫画家になりたかったなー。なればよかったなー」って思いながら生きていくのかな。それはそれで、つらい。

だったらいっそ失敗して、「やっぱり駄目だったよパトラッシュ」ってルーベンスの、もしくは赤松の絵の前で死んでいくほうがいいような気もする。

でも"おれの中の良識ある部分"ってやつが「悪いことは言わない。もう少し考えなおせ」って言い続けるんだ。

バクマンはそこの所について答えを出してくれるかな。答えを出さないまでも、おれのこの気持ちを解消させてくれるようなストーリーはやるかな。

きっとガモウならこう言う。

「多くの子供達が 人生は長いと考え、多くのお年寄り人生は短いと考えてる。 そんなふうに思うんです。」

2009-07-14

バクマン」を読みながら思う事

週刊少年ジャンプで連載中の、いわゆる、漫画を描いたり出版したりする側の人々を描いた漫画。多分、似たようなコンセプトの作品は他誌にもそれなりにあるんだろう。

こういう作品が注目を浴びる背景としては、読者の好奇心対象の移ろいを敏感にキャッチした結果という一面もあるんだろうけど、それ以上に漫画家サイドが「読者に知って欲しい」というモチベーションも無関係ではないように思う。

とりあえず「バクマン」に限るなら、そもそも漫画家の立場で考えるともの凄く描きにくいじゃん?

実在の編集長担当者モチーフにしたキャラクターを描いて、そのモチーフの当人達原稿チェック頼んでOKとかNGとか判断もらうわけよ。人並み外れた神経というか自信というか、そういうものがないと作れないよ。「作品では漫画論とか随分と偉そうな事言ってるけど、そういうお前はいつも○○じゃんかよ(笑)」と心の中で思われてるかも知れないと思うと、俺だったら胃が穴だらけになってるだろうな。実際、「バクマンの中の少年ジャンプ」では、主人公達の作品の人気は「中の上」程度は維持しているわけだよね。それって、少年ジャンプの平均以上の面白さの漫画を主人公達は作っているわけで、そんな主人公達を描いている「バクマンの作者(小畑健大場つぐみ)」はどういう存在なのか、という事にもなってくる。ジャンプ連載漫画家の半分以上に対して「俺が作ったキャラクターが作った作品の方がお前らのより面白い」と言ってるも同然だもんな。いわば現役プロ野球選手が、これまた現役プロ野球選手批評するような難しさがあるように思う。

そういう難しさを振り払ってでも描きたいという作者の強い意思があるからこそ「バクマン」は未だに連載され続けて、相応の人気や単行本売り上げという結果を残せていると思うわけ。そうでなければ、わざわざ実在の固有名詞(出版社名、雑誌名、作品名)を出しまくったりする必要ないでしょ。架空世界架空雑誌にすれば済む話だもん。

じゃあ、そのモチベーションはどこから生まれるのか?という事になってくるけれども、俺が思うに、(特にネットでの)偏見先入観にあふれた漫画論に対する回答というか、アンチテーゼみたいなものなんじゃないかな。

世の中、いろんなステレオタイプであふれている。たとえば、アメリカ合衆国は自国の利益のためなら平気で戦争するとか、霞ヶ関官僚天下りまくりで金儲けの事しか考えてないとか、いわゆるそういうやつ。漫画家漫画出版社にも、おそらく我々が無意識レベルにまで浸透しているステレオタイプがいろいろにあるんだろう。そういう認識を何とかしたいという思いの結実が「バクマン」なんじゃないか。

追記

突っ込まれたのでこっそり修正。

2009-05-21

漫画家になる人

いつだったか「漫画家になりたいので漫画専門学校に行く」と言っている人に会った。それを聞いて「あぁ、こいつは漫画家にはなれないな」と思った。

2000円ぐらいで売っているテクニック本に漫画を描くための一通りのことが書かれているし、絵なんてひたすらに描くことでしか向上しないだろうに、年間数十万、下手すると百万を超すような学費を払って漫画家でもなければ編集でもない人に何を教わりに行くのか、全く理解出来なかった。

ちなみに「今までに模写でもオリジナルでもいいけど、1ページでも漫画描いたことある?」と聞いたら、「1ページも描いたことが無い」と言っていた。1枚絵は時々描いていたらしい。

そもそも現役でも過去でも、自分漫画単行本になったことあるレベル漫画家で、美術学校デザイン学校ではなく、漫画学校漫画科のようなところを卒業している人なんているのか?

その後その人は本当に漫画専門学校に入学したが、その後どうなったかは分からない。当時学費を出す親御さんがものすごく不憫に思えた。

何年か前の話だけど、「バクマン」読んでフッとそのことを思い出した。

2009-05-05

一行あらすじ

風の谷のナウシカ(漫画版)…ナウシカ「そぉい!!」(墓を破壊)

風雲児たち…もっと評価されるべき

B・B…一時の怒りに身を任せてはいけないという教訓話

スラムダンク…劇中では4ヶ月の話でした

バクマン原作者の正体暴露本

焼きたて!ジャぱんリアクションインフレしてうちゅうのほうそくがみだれた

Boys Be…実は3回ほどセックスまでいった事もある

バキ…やっぱり勇次郎はすごい

ドカベン…やっぱり山田はすごい

イカ娘イカ娘かわいい

PUNISHER…こんな打ち切りジャンプでもやらない

星のブンガ…で、2巻はまだですか(無理)

グイン・サーガ自分探しの旅

ベルセルク三浦アイマス最高wwフヒヒ」

ハンターハンター…この前幽白読み直してたら「すげえ、ベタとトーンがビッシリ」と驚いた。

2009-03-07

漫画家になりたかった

小さな頃から漫画が好きだった。だから漫画家になりたかった。漫画の絵をいっぱい模写した。お話もたくさん考えた。でも25になった今も、漫画作品を書き上げたことはない。

そして、漫画を題材にした漫画を読んでは泣きたい気分になる。コミックマスターJも読んだ。編集王も読んだ。G戦場ヘヴンズドアも読んだ。サル漫も読んだ。バクマンも読んでいる。

そうした作品を読むたびに、作品一つ書き上げることすらできない、根性なしで愛のない、夢から逃げてばかりいる自分がいやになる。

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