2023-10-13

藺相如

司馬遷は『史記』廉頗藺相如列伝の中で、藺相如のことを文武知勇の将と賞している[10]。

また、司馬遷は廉頗藺相如列伝の結びで、「『死を知れば必ず勇なり』だが、死ぬことが難しいのではない。死に処することが難しいのだ。相如が璧を奪い取り柱の側で睨みつけ、秦王とその左右を一喝した時、その先には誅殺があった。しかしながら、士は臆病であってもあえて出さない。相如が一度気を発すれば、敵国にまで及ぶほどなのに、廉頗には譲り、その名は泰山よりも重いものとなった。この知勇の処しようは、言葉にすることができない」と語っている。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん