かつて農村地帯では水をめぐる争いがたえませんでした。たとえばこんなことがありました。川をはさんだ二つの村が、水を引いてお米を育てていました。ある年、日照り続きで、川の水が減ってしまったことがありました。そこで日にちを決めて水を分けるようにしました。しかし、水が田んぼに行き渡らないので、約束の期日になっても川上から水を引いている村が取水をやめません。これでは川下から水を引いている村の田んぼはすべてだめになってしまいます。こんなとき争いがおきるのです。https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005402220_00000