2023-02-05

当時の気持ち

お兄ちゃんがいなくなったとき

私はお兄ちゃんがどんな生活をしていて、

どんなことに興味があって、

何を考えていたのか、全然知らなかった。

私は何にも知らなかったことがショックだった。

そんなわけないのに、なぜか私は、お兄ちゃんことなら分かると思ってた。

から、こんなふうになって、

急に私の知らなかった現実が目の前に現れて、

「私は何も知らなかった」なんて認められなくて、

これで良かったんだ、私だけは理解している、と思うようにした気がする。

お兄ちゃんの選んだ道を私は支持するけど、

ただ、私とは距離があったことが寂しかった。

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