■想起というより追体験に近かったような
映画「すずめの戸締まり」で震災の想起が云々と話題になっているけど、モチーフとして使ったとかイメージを想起させるとかそれもあるけど、一番の肝は「これが起きたら地震が起きる」っていう演出だったと思うんだ。
作中のキーになる表現なんだけど、それのスケールアップのやり方がすごく訴えかけてくるのね。繰り返しながら徐々に盛り上げていくわけ。想起というよりは追体験にも取れるくらい臨場感はあったよ。そこをどう評価するかじゃない?
震災をテーマにするなっていうか、そんな単純な話じゃないよなぁ、と
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