パイナップルは木になりません。くさをかきわけて、じめんからにゅっと、でてきます。しゃしんではじめてみたとき、ぼくはとてもびっくりしました。それまでは、なにもおもっていなかったけれど、
「おまえはこんなにへんなやつだったんだ!」
とかんげきしました。
このあいだ、ようちえんのみっちゃんとあそんだときに、パイナップルがじめんからでてくることをおしえてあげました。そしたらみっちゃんは、
「ちがうよ。パイナップルはね、木になるんだよ。」
と言いました。ぼくはそのとき、みっちゃんは、ヤシの木のことをパイナップルの木だとかんちがいしているんだと思いました。ぼくもむかし、そう思っていたからです。なのでぼくは、
「みっちゃんが思ってるのは、ヤシの木のことなんじゃない?あれは、パイナップルの木とはちがうんだよ。」
と言いました。でもみっちゃんは、
「ちがうよ。」
と言ってききません。
そのとき、ずかんとか、アイパッドがなくて、しゃしんをみせることができなかったので、ぼくはパイナップルがじめんからでてくることをしょうめいすることができませんでした。だからぼくは、こうえんのじめんにあしで、パイナップルがじめんから出ているえをかいて、
「こんなかんじだよ。」
とおしえてあげました。するとみっちゃんは、
「ちがうよ。こうだよ。」
と言って、パイナップルが木からなっているえをかきました。でもそのパイナップルは、木よりもとても大きくて、こうえんのはんぶんくらい大きくて、なぜかとりがたくさんとまっていました。そのとりが、みんなばさばさしていてすごかったです。
それで、ぼくはみっちゃんに、
「とりすきなの?」
「うん。」
と言いました。そのあと、みっちゃんとふたりで、パイナップルがボーにんげんやモンスターやくまんばちにたべられているえをかきました。たのしかったです。
またみっちゃんとあって、あそびたいです。