窒素過多によるつるぼけは、植物の有機物合成能力が窒素のみに比例しているわけではないため、
窒素過多により地上部が過剰に徒長すると有機物の合成能力の大半が地上部の維持に回され、塊根や地下茎を成長させる余力が残らないために起こります
条件良好なので繁殖不要と判断しているとすれば、成長前期には故意に窒素過多にして地上部を繁らせて光合成能力を拡大し、
その後栄養状態を低下させることで大量の芋を得られるはずですが、
実際にはつるぼけを起こした株を低栄養状態にすると地上部を維持できずに枯死します
つるぼけは条件良好による繁殖不良ではなく、不自然でバランスの悪い栄養状態による成長不良と言えます
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