ドカタが数珠繋ぎにアナルにチンポを捻じ込んで、よいせよいせと綱引きをしている。
ぼくはそれをキンキンに冷えたコーラを飲みながら遠くから眺めていた、何百人もの男がアナルにチンポを捻じ込んで、よいせよいせと綱を引いている。汗だくで、こちらまでぷんと匂いが香ってきそうなほどだ。
男たちは手ぬぐいで自分の汗をぬぐうとギューと搾る。それと同時にアナルも締め付けられたようで、こちらに声は聞こえぬがうっという声もあげたようだった。
このドカタの恍惚にも似た表情が、僕を熱くさせていた。この夏の暑さに負けんじと、病弱な僕でさえ思わせられた。
そんな風に思っていたところ、綱引きの列から離れた一人の男が体を拭いながらこちらへやってきた。
「ふぅ、熱い熱い。」
まさかぼくが立派なドカタになる日が来るなんて、まだこのときは知る由もなかった。
ドカタ一章-終-
イサキは獲れたの!?