NZ増田が、NZの暗い面に目を向けすぎたせいで、日本の問題に目が向かなくなっている気がして仕方ない。「どちらにも一長一短があり、歴史や文化に沿った最適に近い形が実現されている」というのが、普通に考えてバランス良い落としどころだと思う。
NZ増田の話は、異文化について学ぶという意味では興味深い。そして、NZ増田が言うように、そのまんま日本にもってきてもうまくいかない、という意見にはもちろん同意するが、それをもって「日本式が優れている」という意見にも同調しかねる。日本には日本に合ったやり方があるが、それでうまくいっていないことももちろん多々あり、決して今ある形が完成形ではないはずだ。