人におごってもらい、酒を飲む期間が七年ほどあったのだ。
おごられた金額は4桁に届くだろう。
もちろん、そのほかの飲み代もあり、生活費以外の給料はすべて酒に化けていた。
若手の青年が、働き始めてから結婚をするまでの間である。
そうして中年になった今、自分は後輩におごったりしない。
結婚してから飲み歩きをびたっと止めたからだ。
そうして、若手を飲みに連れ出すことを忌避する風潮も拍車を掛けた。
今、思えば幸福な独身時代であった。
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