2020-07-10

ダウナー

頭の中がどろどろの重油で充たされたような気分

その真ん中に刺さっているさびた鉄の棒が僕の神経

さびを取ろうにもとれない くさびを打とうにも打てない

僕の努力 明日の無力 取られた玉 永遠屈辱

ぼんやりとした景色 薄れゆく意識

まぶたに浮かぶ どろどろの重油

血中濃度が薄まらない限り

罪の意識が薄まらない限り

二度と出られぬ この狭い部屋から

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