「みんなちがって、みんないい」
そんな私は沢山の歌を知らず、
綺麗な音を出せず、
地べたを早く走れない弱者。
この詩を作った金子みすゞは18歳で全国の新聞に掲載された成績優秀な強者だから言えたのだ。
もし彼女が私のような持たざる者ならば、間違いなくこの言葉は世に出ていなかっただろう。
弱者には強者の痛みがわからない。
弱者には強者の苦しみがわからない。
みんなちがったおかげで自分が得したから、みんないい。
これでも信じないならガンダムSEEDをラウ・ル・クルーゼの視点で見てみると良い。
みんなちがうということでどれだけの人間が苦しむか、みんなちがって、どれだけの悲劇を招くか。
「みんなちがって、みんないい」は弱者を救済する人間のみに許された言葉で、金子みすゞのような強者が言うべき言葉ではない。
Permalink | 記事への反応(2) | 12:53
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金子みすゞは不遇の人だったろ
クソ夫に引っかかって病気うつされて仕事邪魔されて親権奪われて服毒自殺して当時さほど評価されなかった悲劇の人が強者? ついでに言うとクルーゼはテロメアが短いだけで超優秀。...